AIueO beginning at Kamiyama

BLOG 2018.05.26 (Sat)

さて、まずはAIueOが今開拓している徳島・神山、ここにたどり着くまでのお話。

ネパールで藍を育て、日本古来の染料すくもを、今年は少しですが現地で作ることが出来ました。
ネパールの村に仕事を作り出したい、という思いから始まったこのプロジェクトの第一歩を踏み出しました。

わたし達がネパールで見た暮らしは豊かで、きっとお互いに学びあうことが多い。
太陽と月と季節に則った自然のサイクル。
不便なようだけども無駄のない焦らない暮らし。
ネパールの村の家では目の前の畑から採ってきた野菜がその日のおかず。
ネパールのブワ(父さん)は言います。
「自分たちで育てた野菜は安心して食べることが出来る。農薬も使ってないし。だけど買って来た野菜はどうやって育てられたのかもわからない。そんな野菜は食べたくない。見える範囲のものを食べたいんだ。」
ブワもアマ(母さん)も畑の草を抜いたり、虫に食べられた野菜をはじいたり、まめに動く。
畑に何が必要なのかブワはすぐに見抜く、肥料もブワお手製のもの。
土は肥えて瑞々しい野菜を生み出す。
自分たちの暮らしの根本がどこにあ
るのか、そしてその恩恵はどこから受けているのか、暮らしていればよくわかる。
自然のなかにある暮らし、それがネパールの美しさだとわたしは思う。

AIueO Kamiyamaも自然のなかで、自然に教えてもらいながら暮らし、そのライフスタイルをみんなと共有出来たらと思っています。

そして神山でも藍を育てます。

まずはここまでがどうして神山にいるのかってお話。

続きます!

AIueO Japan at kamiyama base