すくも作り2019ネパール発酵中
BLOG 2019.12.21 (Sat)

さて1週間たって最初の切り返しの日がやってきました。
ドキドキドキドキ
トタン小屋のドアをギィーっと開けて山にそっと触れてみる。
なんとなーくあたたかい。
筵の布団をめくっていくとふわっと白かびに覆われた葉っぱが現れた。
山を崩して切り返すと湯気が沸き立つ。
中心部はとても温かく順調に発酵は進んでいる様子。
よかった~
ほっと一安心。
そこに乾燥葉を追加して水を打ち更に切り返す。
そしてまた1週間寝かす。
みんな初めてだけど飲み込みが早い。
藁と牛糞混ぜて堆肥を作る要領でって言えばなるほどと納得してくれる。
今までも寝せ込みの作業をちょっとだけしてきたけれど、その時感じなかった確かな発酵の具合を、今回はっきりとこの目でこの手で感じることが出来てとても嬉しい。
ヒマラヤの麓で育った藍に聖なる山から流れてくる水を打ち、大きな大きな自然の中でゆっくりと静かに発酵する藍の葉っぱ。
楽しみです!
みんなと出来るっていうのがまたいい。
自然と人間の共同作業。
わたしはこの国に来れてよかったな。
当たり前のように山羊を屠り鶏を絞め野菜を育て、それは全て自然の環のなかで行われていて自分も自然の一部なんだと体感させてくれた。
人が生きるということを見せつけられた。
本当にいい経験をさせてもらってます。
郷に入らば郷に従え
きっと見えてくるものが違います。
follow to 郷 スタイル、深くオススメします!
寒くて布団から出たくない冬のカトマンズより