すくも作り2019ネパール

BLOG 2019.12.15 (Sun)

12月14日土曜日、前日からの雨ですべてが洗われ空気がキンと冷えた朝に藍の寝せ込みを始めました。

村の人との初めての共同作業。
乾燥葉を寝床に広げ水を打ち、葉に水が満遍なく行き渡るようにみんなで混ぜ込む。
発酵を説明するのに堆肥作りや食料作りに例えて話すとみんなすぐに理解してくれる。
乾燥葉の山を切り返し最後に整えた山に日本酒を注ぐ。
そしてネパール式に山の四隅とてっぺんにお花を供え線香を焚きお祈りした後に、みんなで日本酒を一口ずつ口に含み成功を祈った。
みんなでやれたことが本当に嬉しかった。
畑も刈り取りも全て村の人達が主導でやった2019年。
もういいすくもが出来る気しかしない。
大きな大きな景色のなかで、人々の営みが生き生きとした村のなかで、肥料は全て自家製で育った藍の葉は、聖なる山のカリンチョークから流れてくる水を使い、天然の土間と筵の寝床で発酵の旅に出る。
みんなの夢がつまったすくも。
どうかうまく出来ますように。

やっとスタート地点に立てたくらいだけど、ここまで続けてきて本当によかった。
この村がいつか自然とインディゴビレッジになる日が来ればいい。
時代と逆行した私達のやり方、そこにはちゃんと意味があり、藍の仕事を通してこの村でもたくさんの気付きがあるはず。

realize

藍の種を蒔いて気付きの収穫を得る。

とにもかくにもようやく始まりました、すくも作り2019ネパール!
どうか見守っていてください。
そしてどうぞ一風変わった私達のこの船に乗っかって来て下さい。

ダンニャバード!

ちょっと頼りない船長より