秋深まり湯気立ち昇る

BLOG 2019.10.31 (Thu)

さてわたしはネパールにいて、仕事をし、ティハールというラクシュミーのお祭り期間中はインドに行ったりして、要するに海外生活を満喫しております。

神山はどうなってるのかとメッセージをやり取りして聞くところによると、あちらもタフに充実した時間が流れているようで何より。
まずはすくも作りがうまくいっているようで、昨年よりも量もあり、寝床を土間にして水分の調整も出来、順調に温度を上げ発酵が進んでいるとのこと。
藍の山からは眠れる龍が起きてきた様に湯気が立ち昇る。
これは、、、これから始めるネパールでのすくも作りのよいお手本になると同時にとても重圧がのしかかる。
正直言って、怖い。
みんなの努力の結晶だから。
だから必ずやる。そういう強い気持ちを持たないとこれからもこのプロジェクトは成功しない。
まあそれでネパールの状況を相談しながら11月に入ったらいよいよ村人とすくも作りをスタートさせます。
あーーー震える。

藍も建ったようで、色々と染めては生地との相性や染め方など実験中の様子。
ここまで来るのに何度の失敗を繰り返したからこそ、出来ること。長かった。そしてこれをキープすることの難しさ。
果てしないなー。
きっとここに書いてあるわたしの言葉以上にジョーは感じているのだろう。実際やっているのだから。

わたしはインドに行ったおかげで自分の表したいものが明確になり、今までの縁がわたしを作っていると言っても過言でなく、その縁はずっと○を描く途中だった。それが今やっていること、形にして、ようやく縁を結ぶ、○になることが出来そうです。
ずっと考えていた藍で何を染めるか、AIueOは何を作るのかということ。
今年初めに立てた目標は「ジーンズを作る」でした。
もちろん今もそれは変わらない。
ただ自分の生きざまもすべて表せるような、何かを表現したい、ずっとこのことが頭の隅にあった。
それが今回のインドでパカッと閃き府に落ちた。
長い道程もすべてが必要なことだったとわたしは思う。
表題の写真はもう25年くらい前にインドから持ち帰ったガンディージーの絵。
今は神山に貼ってある。

love
life
live

褌〆直す気分です。してないけど笑。

まだまだ祭りモードのネパールより