AIueO way from Nepal and Tokushima

BLOG 2018.06.25 (Mon)

ナマステ、ネパールでの話のつづき

「藍、植えてみよっか」

ネパールの村に仕事を作りたいと仲間の自転車冒険家西川昌徳に相談したら出てきた言葉。
おもしろい、やってみよう!とすぐに乗っかった私。
この時二人とも藍のことは何も知らない。
ただ、藍色が好き、藍染めをネパールでやれたらおもしろいんじゃないかという発想。
西川くんの縁で徳島海部の肌着メーカー、トータスさんにから藍の種を分けていただいた。
トータスさんは自社の藍畑を持ち藍染めもする。
その藍の種を持って西川くんはネパールにやって来た。
種まきは村の人と一緒にやった。

育たなかった。
翌年今度はひとりで村の別の場所に種を蒔いた。
育たなかった。
3度目、昌徳と徳島の仲間真樹がやって来てまた違う場所に種を蒔いた。
育った!
そして徳島から現在AIueO Kamiyamaを作っているジョーがやって来た。
村にしばらく滞在し藍仕事を手伝ってもらう。

私達はこうして徳島からの縁で繋がり、ネパールでの活動、徳島/神山での活動を始めるに至ります。
ここからネパールでは乾燥葉を作り、種を取り、すくもを作るところまで進んでいきます。
時間はかかっているけれどまずは一歩。
どこにもないその場所の藍色はその場所の暮らしの色。
わたしはそこを大事にしたい。
暮らしと藍を育てることは今から見える未来への入り口。
たくさんの気付きを私達に与えてくれるはず。

こうやってAIueOは徳島に日本のベースを置くことにしました。
たくさんの方の思いを受けて今ここにいることを噛みしめて、続けていきます!

ダンニャバード!←ネパール語でありがとう